内村鑑三著。
明治時代に書かれたもので、
言葉遣いが当時のものになっており
ちょっと読みにくいかも。
本の内容は、タイトルどおり
人生を終えるとき、何を残していくべきなのか
について書かれている。
構成に残すものとして、金・物・思想とあるが
これらは遺すことはできるが、最大ではない。
最大のものは何なのか・・・・。
さすがにネタばれにしちゃうとまずいので
書かないけど。
前回のブログで、こんな内容でいいのか迷いが
出てきたのはこの本を読んでたから。
遺せるものの一つである思想の部分。
この本では文学について書いてあるのだけど、
本当の文学というのは自分の心のありのままを描くことだと。
これ読んでいて、自分の書いたオブジェクト指向の文章が
むなしくなってきた。
オブジェクト指向のことを心のままに書いたら
今のお仕事の文句ぐらいしか書けなくなっちゃうんだけど・・・。
結局、自分のやってることって、どうやったら
分かりやすくなるかなって、いろいろ本とHPとかで調べて
それを噛み砕くだけで、結局のところ真似事でしかないんだよなぁ。
そう思うと何してんだろうって虚しくなったわけです。
まぁ、それを言い訳にして書くのを辞めるわけにはいかないけどね。
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