2008年10月アーカイブ


内村鑑三著。

明治時代に書かれたもので、
言葉遣いが当時のものになっており
ちょっと読みにくいかも。

本の内容は、タイトルどおり
人生を終えるとき、何を残していくべきなのか
について書かれている。
構成に残すものとして、金・物・思想とあるが
これらは遺すことはできるが、最大ではない。
最大のものは何なのか・・・・。
さすがにネタばれにしちゃうとまずいので
書かないけど。

前回のブログで、こんな内容でいいのか迷いが
出てきたのはこの本を読んでたから。
遺せるものの一つである思想の部分。
この本では文学について書いてあるのだけど、
本当の文学というのは自分の心のありのままを描くことだと。
これ読んでいて、自分の書いたオブジェクト指向の文章が
むなしくなってきた。

オブジェクト指向のことを心のままに書いたら
今のお仕事の文句ぐらいしか書けなくなっちゃうんだけど・・・。
結局、自分のやってることって、どうやったら
分かりやすくなるかなって、いろいろ本とHPとかで調べて
それを噛み砕くだけで、結局のところ真似事でしかないんだよなぁ。
そう思うと何してんだろうって虚しくなったわけです。
まぁ、それを言い訳にして書くのを辞めるわけにはいかないけどね。

とある本を読んでいて、
おいらのブログに書きたいことって
こういうことなんだろうかと思いつつ、
今回は別の内容。
とある本についてもそのうち。

日露戦争前に実際にあった話。
2つの部隊が雪山を行軍するお話。
1部隊は、見事に踏破するが、1部隊は全滅。
第1章を読んだだけで、結末が見えちゃうのはどうかと思いながら読み続けた。


ねたばれなんで・・・・改行します。
読みたい人は、見ないでね。


































この2部隊の決定的な違いは指揮権の所在。
全滅した部隊は、最初指揮権をもっていたのが大尉であったのに
雪山に関する情報も経験も持っていない、
上官である少佐が指揮権を奪ってしまった。
読んでて、お前しゃしゃりでてくんなと
突っ込みをいれたいぐらいにひどい。
あと学ぶところは、事前準備の大切さ、情報の大切さかな。
そんな感じの本です。

オブジェクト指向第1回目。

オブジェクト指向とは一言で言うと、
ある物が外部の物からメッセージを受けて
そのメッセージに対応する振る舞いをする。
というということである。
なんのこっちゃ、よー分からんね。

例えば、車という物について考えてみる。
車の振る舞いとして、
走る、止まる、曲がる
などがある。
人が走れと車にメッセージを送ることにより、車は走り出す。
(実際は、こんな抽象的でないんですが・・・簡略化のため)。

人という車でない外部のオブジェクトから、
車というオブジェクトに対して
走れというメッセージを受けて
車は走るという振る舞いを実行するのです。

簡単に書きすぎて返ってわかりにくいかな。
もうちょっと車らしく。
車はエンジンやアクセルを持っています。
エンジンやアクセルもオブジェクトです。
人がエンジンにセルを回すというメッセージをだして
エンジンはそれを受け取り、エンジンを回す。
人がアクセルを踏むというメッセージを
アクセルに送ると、アクセルはエンジンに対して
回転数を上げろというメッセージを送り、
エンジンはメッセージを受けて回転を早める。
こうやって各オブジェクトがメッセージやりとりをした結果、
車は走ることができるのです。
(これでも簡単に書きすぎていて、実際はもっとたくさんの
オブジェクトが複雑に絡みあっていますが・・・)

こんな感じで、まずオブジェクトありきで、
オブジェクト同士がメッセージをやりとりして
振る舞いをするという考え方がオブジェクト指向です。
振る舞いのことをメソッド(method)と呼びます。

メッセージを送るとか受け取るとかややこしいんだけど、
簡潔に言うと、メッセージを送るというのは
メソッドを呼び出すということ。
メッセージを受け取るとは、メソッドが実行されること。

これ以外にもう一つ、オブジェクトには
属性(attribute)を持たせることができます。
車には色とか形など、
人なら、名前、性別、生年月日、年齢、血液型など
直接動作に結びつかない状態のことです。

とういことで、基本的にオブジェクトはメソッドと
アトリビュートから成り立ちます。
この表現は間違ってるんだけど・・・まぁいっか、詳しくは次回で。
とりあえず今回はこんなところで。。

次回は、クラスとインスタンスについてです。

うーん、今週は何書こうか迷った。
今週も読書にしちゃおうかなと思ったがそれだと偏るので・・・。

オブジェクト指向について今後、少しずつ書いていこうと思う。
SEやPGにしかあまり関係しないので、
そうでない人にはチンプンカンプンだろうが・・・。

さて、現在私の請け負っている仕事も一応、オブジェクト指向を取り入れている。
今や当たり前のように、使われているのだが
現状は、オブジェクト指向ができるプログラミング言語を取り入れているだけで
オブジェクト指向については???なところが多い。(現在の仕事含めて。)
とくに制御系は悲惨だと思う(経験からして)。
どうしても、制御する部分のフローから考え始めるので
できあがったコードは、誰も手を入れられないどうしようのないものができあがる。
C++を使ったC言語のプログラムでしかないのだ。
(だからこそ、おいらはくいっぱぐれないんだけどね。)

そんなわけで、次回からは月1ぐらいで、SE技術系のブログは
オブジェクト指向について書いていきます。
まぁ、ここを訪れてくれるほとんどの人にはどうでもいい内容なんだけどね。

あと、読書はいいとして、ファイナンス系も何書くか決めないといかんな・・・。

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よっしー
  
  
フリーでSEをやっています。よろしくお願いします。

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